怪しい雲行き
ノンビリ不動産のワカメから電話がかかってきた。
「敷金のご清算についてご連絡致しました。
家主様から連絡がありまして、敷金から修繕費を差し引いて
9万円を銀行にお振込み致しますとの事でした」
・・・・・・(゚Д゚)ハァ?
たいしたキズも汚れもないあの部屋のどこをどういじったら12万円もかかるのよ?
はっはーん。最初は多目に見積もって言ってるんでしょー。
で、家主側は「これで納得してもらえたらもうけもの。ま、交渉して15万円くらいなら返金
する額の許容範囲かな」なんて思ってるんでしょー。
ん、もう。素人だと思ってふっかけてくるなんてー。(# ̄З ̄)
気を取り直して
私 「あ、そうなんですかー。とりあえず見積書のFAX頂けますか?」
ワカメ 「はーい。すぐ送りますのでヨロシクお願いしまーす」
20分ほどしてFAXが届いた。
修繕費の内訳は
エアコンクリーニング 12,000円
ハウスクリーニング 16,000円
クロスの張替え(キッチン・部屋) 90,000円
(1mあたり1,200円で壁・天井など75m)
浴室内ゴムパッキン交換 2,000円
(1,000円×2箇所)
合計 120,000円
素人ながら
ゴムパッキンは小額だが、消耗品を請求してくるのはおかしいだろうと思った。
ハウスクリーニングとエアコンクリーニングで28,000円は妥当なのかどうか
わからなかった。
クロスを全面新品にするという請求もおかしいだろうと思った。
キズや汚れのある箇所の部分的な修繕費を請求するものなのではないか?と思った。
ただ、かなりキレイな状態で退去した自信があったので
この金額をどうにかして交渉し、家主側が『(やっぱり値切られたか・・・)しょうがないですね。じゃ3万円でいいです』といった感じで
話はまとまる。
ものだと思っていた。
そしてインターネットで少し調べてみた。
国土交通省の『原状回復をめぐるトラブルとガイドライン』を見つけた。
それによると
ハウスクリーニングとエアコンクリーニングは貸主負担だという。
通常使用していて消耗するものは、月々の賃料から修繕するものなので
ゴムパッッキンも貸主負担となる。
クロスは通常、耐久年数が6~7年で、居住年数に応じて負担率は変わる事を知った。
早く言えば7年以上すんだらクロスの張替え費用は殆ど負担しなくて良いのだ。
私は4年と少し住んだから減価償却率を考えて30~40%くらいの負担かな?と思った。
ただ、これがガイドラインという『判断基準』であり、『法律』ではないため
これに反した請求をしたからといって家主側が罰せられるものではない。
裁判になった際、適当な法律がなく裁判官はこれを基準として判断するので
判決が出て初めて有効となる。
もちろん、負ける事だってある。
私が『ガイドラインに書いてあるから払いません』と言っても
家主側が『わかりました』と即答する事もないだろう。
交渉するなら最初は全額返還と大きくでて妥協点を見つけながら
最終的に2・3万円で落ち着けようという戦法に決めた。
ノンビリ不動産のワカメに電話をする。
私 「見積もり書届きました。ありがとうございます。で、この中で私が負担しなければならない項目が見当たらないのですけど・・・」
ワカメ 「え~っと。。。どの項目でしょうか?」
私 「全部です」
ワカメ 「全部!?」
私 「はい。エアコンとハウスクリーニングは私が負担するものではないと思うん
です。
ゴムパッキンなどの消耗品を請求するなんて話になりません。
クロスに関しては全面張替えとなっていますがその理由がわかりません。
汚れや傷があったのなら相応の負担をするつもりでおりますので、修繕箇所や理由を教えて下さい」
ワカメ 「は・・・はい。家主様にそう伝えてまた連絡致します」
私 「よろしくお願いします」
ふぅ。。。これで
『ハウスクリーニングだけでも負担してもらえませんか?』とか
言ってくるだろうからそれだけは負担してあげよう。(* ̄ー ̄*)
と考えていた。
ノンキな私は。
ワカメから電話があった。
ワカメ 『お世話になります。家主様は、入居時にその条件を出していたはずだから全て負担して頂きます との事だったんですが・・・』
(゚Д゚)ハァ? 聞いた事ありませんけど!?
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